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— 2018.05.25 —
ミラノサローネ報告会参加

5/21にTIDE.のコーディネーター3人で、アルフレックスで行われたミラノサローネ報告会に参加しました!
ミラノサローネといえば毎年イタリアのミラノで行われる家具見本市ですが、トレンドをいち早くキャッチする為に世界中から多くの人が集まるイベントです。できれば現地に行きたいものですが、イタリアとなると中々日本からでは気楽に行ける距離ではありません。サローネが終わると今回のアルフレックスのように報告会を開いて下さる家具メーカーもありますから、とても有難いですね。
特に今年のサローネの来場者数は前年比126%ということで、人の多さが伺えますが、実際各メーカーの展示ブースで入場制限や入場規制が行われ、商品に触れるどころか見ることも難しい状況だったようです。
大盛況のミラノサローネでしたが、結果「トレンドがわからない」と報告会では仰っていました。
市場でも消費者が何を求めているのかがはっきりしていない状態が続いていて、何か商品を作るとなっても、何を作るべきなのかが曖昧な状況の中にあり、多くのメーカーが迷走しているように感じられたようです。
(その一方で、創業からの商品作りのスタンスを曲げない、トレンドに左右されないブランドもいくつか見受けられたようですが。。)

そういった流れもあって、今回のサローネでは、新商品として斬新な奇抜なものを打ち出しているブランドは少なく、トレンドの大きな変化を感じるようなものは少なかったようですが、今までに無かった新素材の研究開発に力を入れるブランドや、初めてコラボするデザイナーの商品を起用したりと、新たな挑戦をしている企業が何社もあり、今後それが大きく流れを変えるきっかけになりうる、とのことでした。

インテリアや建築に興味のある人たちや、それを職にしている人たちの集まりなのだと思うと、感動で心がざわつくと言いますか、意識を共有しているような不思議な気分になりました。それと同時に、サローネでのトレンドは2年遅れで日本にやってきますから、2年後にそんなに混沌とした流れがやってくるのかと思うと、少し不安にも感じました。

報告会終了後は、隣の建物内にあるアルフレックス・モルテーニのショールームを見に行きました。
まずアルフレックスのショールームに行きましたが、この日は関西で初めてRivaの家具が展示されるということもあり、個人的にはこの商品を実際に見るのがとても楽しみでした。48000年前の木を掘り起こし、それを樹脂で加工しテーブルにしたり家具を製作しているブランドです。担当者の方曰く、樹脂はいずれ黄色く変色しますが、それも化石の琥珀のように感じられ、経年変化を楽しみながら長く使えるテーブルなのだそうです。それもこの古い歴史のある木であるからこそですよね。木の滑らかさや節の入り方がRivaにしかない雰囲気を醸し出していて、とても素敵でした。古い木なのに、樹脂の部分があることによってモダンな雰囲気を感じさせるのが何とも独特です。先ほど報告会の中に出てきた『ブレないブランド』の一つがこのRivaです。TIDE.の担当者様の言葉を借りると、「トレンドに左右されることなく、相変わらず古い木を掘り出しては家具にしているブランド」だそうです。面白い言い回しですよね。

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続いてモルテーニのショールームは「家」がテーマなので、玄関〜リビング〜キッチン〜寝室と空間の配置がとてもわかりやすく、天井高さもそれぞれの空間に合わせて設定されているので、実際に家に置いたときのイメージが湧きやすい作りになっています。モルテーニに来ると収納システムを見るのが楽しいんですよね。コンパクトな金物や使いやすさを追求したバリエーション豊富なシステムを見ると、これらを組み合わせて実際に誰かが使う家におさめてみたいと、わくわくしてくるのです。

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サローネ報告会初参加だった私ですが、報告会を聞くとより一層現地の会場を訪れてみたいと思うようになりました。今回見聞きした内容を今後のコーディネートにも活かせるよう、精進して参ります!