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— 2018.06.23 —
ルーバーの多様性

タイトルにもある「ルーバー」をみなさんはご存知でしょうか。
ファサードによく使われている建材のひとつですが、枠組みの中に細い板を間隔をとって平行に並べたものをいいます。

建築関係の仕事をしている方でしたら馴染みがあると思いますが、普段生活していても「これ、一体なんだろう」と引っかかることは少ないかと思います。着目されることはあまりありませんが、実は大いに目立ちながらも実用性、謙虚さを兼ね揃えたジェントルマン的存在です。

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雲行きの怪しい写真ですみません。。
遠目に撮ったので分かりにくいかもしれませんが、バルコニーの間に細い格子状のスチール(アルミかも)が並んでいます。
名前は知らなくてもこれに近いものを見たことがあると思います。意識がなくとも、自宅、通勤中、仕事先など毎日見ている方もきっといるはずです!
・・その位生活に密接していて、私たちの暮らしに自然と馴染んでしまっている「ルーバー」。その用途は、これ!と一つで説明できない位多岐に使用されております。

例えば、目隠しとして用いられる場合。マンションの屋外階段周りをぐるりと囲むことで、光や風を通しながらも人の視線を遮りプライベートを確保できます。
下の写真は有孔折板と言うものではありますが、同じ用途で取り入れたものです。



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開放性が求められる屋外階段など、生活感のあるところを上手い感じで目立たなくできるので、美しい外観を維持することもできます。駅などの公共建築物にも外装・内装でよく使われていますね。
時には天井に用いられて配管、配線などを隠しつつ、空間に凹凸が出て面白みのある演出をしています。

でも、それだけではありません。意匠的な目的のみで使われことも多く、シンプルな外観にもよく馴染みます。ちょっと素っ気なさを感じる建物もルーバーがあるだけで、何かキマる。
料理でいうと、存在感がありつつ旨味があるのにくどくない、ハマグリのお吸い物的な感じです。ちょっとよくわからないですね。


通り一辺倒にならず、様々な場面で建材を活かした提案ができるよう研究を重ねていきます!