境界無きREAL IDENTITY!

建築は本当に様々な業種の方と関わりながら作り上げていく、類まれな仕事だと思います。
様々な職種の方々の協力で建築、インテリアは完成していきます。
 
 
先日、古くからの友人に会ってきました。
その彼の職業は「仏師」なのです。
みなさん「仏師」という言葉を聞いたことありますでしょうか?漢字で想像することができると思いますが、仏像を掘る人のことを「仏師」と言います。恥ずかしながら、私は十数年前にその友人と会うまでは、知りませんでした。
「運慶」という名前を聞けばご存知の方がおられるかもしれません。東大寺南大門の金剛力士立像を作った「仏師」といえば想像できるのではないでしょうか。
 
仏師はみんな大きな仏像を作っているばかりではありません。大きなものから小さなものまで様々あり、彼のおかげで仏像を身近に感じる様になりました。
写真は仏師の作品です。部屋に飾ってあってもいいと思いませんか?(作:桂野圭山)

 
次の写真はアーティストの彫刻作品です。こちらも素晴らしいですよね。

 

 
アーティストと仏師、分類には異業種になりますが、違いがありますでしょうか?どちらもインテリアにもなりますし、思いのこもったモノに変わりはない筈です。
 
家に愛着がわくのも、この様な身の回りの素晴らしいモノに囲まれているからだと思います。現実(REAL)の生活は境界がなく繋がっています。ここまでが我々の仕事、というふうに考えてしまうとそのREALはできません。
様々な職種の方と一つの目標(お客様の空間)に向かって、作っていくのに異業種という境界を作ってはいけないのだと思います。いいものをお客様に提案する!
 
それが我々が提供する REAL IDENTITY です!