塩田千春 つながる私(アイ)
先日、「生と死」をテーマに活動している塩田千春さんの展覧会に行ってきました。
場所はお馴染みになってきました中之島美術館です。
環境や生きることへのテーマを掲げている作家の中でも、直球的に「生と死」へ問いかけている方で初めて作品を見る機会だったので楽しみにしていました👀
エスカレータに乗っていると赤い糸の世界が少しずつ見えてきて…
何本もの赤い糸で構成された空間の中を進んで入場するようになっていました。
遠目では輪郭が見えていた場所も、近づくとどこまで糸があるかわからなくなりました。
横も上も輪郭がわからない場所に居ることに空間としての面白さを感じました。
赤い空間を抜けると今度は白い空間(作品名:巡る記憶)が広がっていました。
一部だけ水が張られていたのですが、上部から数カ所だけ水滴が落ちるようになっており、
そのメッセージ性(解説)も良いなぁ〜と感じながら見ていました。
普段は美術館で”絵”を見ることが多いため、空間として体験できたことに新鮮さがありました。
他の作品もたくさんあったので、興味のある方は是非!!