江の浦観測所

東京に用事があった帰り道、ずっと行きたかった江の浦観測所へ立寄れました。

写真家・現代美術家の杉本博司さんと新素材研究所が設計を担当した、

構想から竣工まで20年の歳月を費やした複合アート施設。

かつてみかん畑であった3000坪の敷地に、

ギャラリー棟・石能舞台・光学硝子舞台・茶室・門などの施設が、

庭園と呼応するように配置されています。

敷地からは相模湾を一望できる絶景、

この日は雲ひとつない晴天、空と海の境界は曖昧で、

建築と自然の調和が見事でした。

施設の方も天気や季節により毎日表情が変わり、

雨の日もとても素敵なのでまたいらしてくださいとのこと。

帰りはこだまへの乗り換えのため熱海でビールと山田屋の練り物で一服、

余韻に浸りながら帰路へと着きました。