KAIT工房・広場
少し前になりますが、東京に行った際
神奈川工科大学に立ち寄ってきました。
KAIT工房は壁のない大きなワンルームに、
305本のスチールバーが角度を変え
ランダムに配置されています。
柱がうまく視線を遮り一定の距離感が保たれ、
間仕切はないけど森林の中にいるような
安心感があります。
工房で使う機械・工具や観葉植物。
10mほどのガラスのカーテンウォールは
外と中のつながりを感じさせてくれます。
工房のすぐ隣にあるKAIT広場。
80×50mの空間に湾曲した鋼板屋根がかかり、
柱も間仕切もないこちらも大きなワンルーム。
天井と平行して床も傾斜しており、
そこに学生が寝そべったり談笑したり
思い思いの時間を過ごしていました。
この日は小雨まじりで曇っており、
ガラスの入っていない開口は
ぼんやりと影を床に落としています。
メディアでよく見る風景とはまた違い、
幻想的な雰囲気でした。