傾斜地に立つ家-完成!!-

翠の道路のサムネイル画像
オレンジを落としたらコロコロ転がっていきそうな坂道が目の前にある本日ご紹介の家。
” この急斜面にいかに駐車場を作るか”が今回のポイントです!!
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傾斜地に建物を建てる時には、まず外構ありきで考えて進めないといけません。
家を建てる前に高低差の解消を行うのが基本です! 
 
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今回は、建築基準法、土地計画等の接道義務を満たすため、道路を拡幅しました。
写真の三角のセメント部分、駐車場のために作った道路なんです!!
元々翠ケ丘町は石積みがよくある敷地が多く、拡幅もよくある工事ですが、傾斜地でこの拡幅を行ったのは、芦屋市で初めてとのこと。形になるまでに色々時間がかかりました!!
 
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ただ単にコンクリートを詰め込むだけだと思っていたのですが、鉄筋を組み立て、雨水がながれるよう配管の設置。。。ほんの少し道を作るだけでこんなに大変なの?!って思うような作業の数々…
何事も基礎が必要ってよく言いますが、本当です!! 
地道な、でも絶対に必要不可欠な工程。
隣地との境界線が5cmしかなく、高低差もあったので、擁壁工事も近隣の方のご理解あっての工事となりました。
 
 
 
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傾斜地に家を建てる場合、建物の配置や構造に制約を受けたり、擁壁の築造であったり、環境の整備だったりいろいろな手間が余分にかかります。ですが、デメリットばかりではなく傾斜を生かして考えたからできるプランもあります。
 
今回はそんな傾斜地に立つ家のご紹介でした!!
 
TIDE.