大学という街

先日近畿大学に行ってきました。養殖マグロで有名な大学ですが、色々な学科があり、近年大人気と聞いています。
私の目的は、2年前に新しく出来た校舎を見に行く為です。大学のキャンパスというのは、大きくて様々な機能が詰まった、一つの街と言えるのではないでしょうか。そして、そこは車が入ってこない、ヴェネチア(かなり良く言えば、、笑)のように、歩行者と街が一体となった安心して生活できる豊かな場所だと思います。

色々な大学を見て回りましたが、国立大学よりは土地が無い私立大学の方が、むしろ空地が少なく学生と建物が近い関係にあると思います。ここ近畿大学も大阪市内にある私立大学なので、限られた敷地で建ち並んでいます。その中でイベントスペースや、カフェなど学生が溜まる場所がうまく作られています。

人間、心配事が少なくなると他のことに集中できますよね。同じように車の危険性がないと、勉強やスポーツなど様々なキャンパスライフに集中できるのでしょうか、みんな楽しそうでした。大学生活から数十年離れていますが、空港と同じく、みんなの笑顔がみれる楽しい場所です!

また、その建物はチャレンジいっぱいで、写真のようにコルクのようなもので断熱効果を高めた外壁などがあり、勉強になります。

小さなものからヒントを得てデザインを進めることもありますが、このような大きな街並みからも色んなヒントを得てデザインに活かすことができます。

そんなTIDE. Designをこれからも期待してください!