【和歌山県・印南祭】
10月に入り、だんだん過ごしやすく、秋に近づいてきました。
もうすぐ体育の日もあり、色んなところで運動会をしていて、秋だなぁとしみじみ思います。
大型の台風も9月末から上陸したり、雨が続いたりでまだまだ気が抜けない季節になりつつありますね。
さて、10月入ってすぐに和歌山県日高郡印南にある印南祭というのを見に行ってきました。
和歌山県にある白浜みたいに有名ではないですが、すぐそばに梅干しで有名な田辺や黒潮市場があり、漁業で盛んな町です!
印南八幡神社では東山口による踊り獅子(重箱獅子)の奉納を皮切りに、「光川、本郷、宇杉」の宮入が行われ、
神社境内において獅子舞の奉納が行われます。
その後、神具と共に神輿がお渡りし、それに続いて各地区の屋台も動向する。
お旅所近くになると有名な「川渡り」が行われる。
川に入る順番も決められており、のぼり、屋台、神輿の順に入っていきます
これより先に、各地の”のぼり”が、のぼりを立てたまま、印南川を渡ります
日曜日で祭りにふさわしく秋晴れでとても暑かったので川渡りというより、水浴びみたいになっていました・・笑
こちらは川渡りを終えて上がってきたところです。
この後はお旅所において東山口による踊り獅子、各地区の獅子舞いを奉納します。
印南祭の歴史実はとても古いんです。
宝暦九年(1759)に記された「印南中村覚書」であり、戦国時代の領主、湯川右衛門太夫の氏神(山口八幡神社)で祭礼を始めたと記されている。
湯川氏は中世中期より南紀から出自した土豪の一派で、室町幕府に使えた武将として知られている。
その氏神として山口八幡神社で祭礼が行われたということは、中世に祭礼の形式が成立したことになる。 凡そ、現状の形式になったのは、近世中期と考えられ、各地区の屋台に近世の年号が見えることから確かであろう。
※yourpedia記載
神輿が川を渡るお祭りなんてここでしか見られないことだと思います。
中々獅子舞いなど見られないので、とても新鮮でした!
夏が終わり、秋は新しいものを発見したりして五感で感じることができる季節だと、私は思っています。
皆さんも是非、普段行かない場所などに行ってみて新しいことを感じてみてはどうでしょうか。