歩く樹

先日沖縄に行って参りました。
糸満市に住んでいる友人に会うため、初めて南部エリアへ行ってきました。


初日に友人オススメの「ガンガラーの谷」に連れて行って貰いました。
原生林や大きながじゅまるの樹、川の侵食でできた洞窟など大自然に触れる事ができるスポット。
神聖な場所や足元が危ないところもあるので、基本的にガイドさんが同行してくれます。
洞窟内にはお洒落カフェも♪

そこで一番面白かったのが歩く樹こと「がじゅまる」の説明です。
写真の木は樹齢150年の神木で、まさに圧倒的な存在感でした。

いくつものツタが下へ垂れて行き、地についたところで根になるそうです。
新しく根を張った箇所に長い年月をかけて移動していく。
「朽ちるまでずっと同じ場所にある」という固定概念をいい感じで壊してくれました。
木が自分で歩けるなんて面白すぎます。

しかも樹齢を重ねたかじゅまるには「キジムナー」という木の精霊が住んでいるそうです。
純粋な心の持ち主には姿が見えるとか。。。
次回訪問の際には見える自分になっていたいです。