フィンランドのくらしとデザイン展

兵庫県立美術館へ「フィンランドのくらしとデザイン」に見に行ってきました。インテリア好きにとっては、北欧デザインは見逃せません。

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会場には、フィンランドの風景、昔の暮らしぶりがわかる絵画、フィンランドの神話の紹介、ムーミンのコレクション、そしてもちろん家具、照明、陶器やガラス製品、ファブリックスなどがならび、見ごたえありでした。

家具は、なんと言ってもアルヴァ・アアルト様。ガラスや陶器の食器は、カイ・フランク!ファブリックスは、マリメッコ!どれもこれもあまりにも有名で、私たちの生活の中にいかに北欧のデザインが溶け込んでいるかを実感。

アルヴァ・アアルトでよく目にするのはこのSTOOL60。

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カイ・フランクは、iittalaの食器のデザイナー。このターコイズブルーのマグは、私も愛用しています。

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マリメッコは、もうみなさんご存知ですよね。UNICCOは不変のかわいさ!

 

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このデザイン展で印象にのこったのは、どんよりとした雪景色が描かれた絵でした。森と湖の国。大自然に包まれた美しい景色を目にすることが多いのですが、過酷な自然の中で生きる人々の暮らしを想像させる絵には、少し感じるものがありました。

人々は雪深い、長い長い冬をどんな風に過ごしたんだろう。。

家の中で過ごすことが多かった人たちは、すわり心地のいい椅子を選び、やわらかな間接光で照らしてくれる照明器具や、心を落ち着かせてくれる背の低いスタンドライト、心を明るくしてくれる色遣いのファブリック・・・そんなものをひとつひとつ丁寧に選んで、居心地の良い空間を作っていたのでしょうか。

北欧のデザインは、有機的で柔らかなライン、温かみのあるフォルムや色遣い、どこかほっとさせられるような愛らしさがどのデザインにもみられるような気がします。100年以上も前のデザインが今も色あせることなく、賞賛され続けるのは、なんでだろう。。デザインの完成度の高さ?よくわかりません。。

・・わかるのは、ながく愛してかわいがっていきたいような気持ちにさせられる。。そんなデザイン達でした。

 

ちなみに・・・

久しぶりに兵庫県立美術館に行ったら。へんなカエルがいました。とぼけた顔してます^^

 

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