些細な違い

人生において、影響を受けた出来事や存在ってありますか?

先日金曜ロードショーで放映されていた「プラダを着た悪魔」という映画が
まさしく私にとってのそれで、久しぶりに観てもやはり何か響くものがあったのでブログにしたいと思います!


初めて観た時、当時小学生で
ヘアメイクやファッションが大好きだった私にとって、
「プラダを着た悪魔」は夢の世界を見たような感覚で、その後何年も憧れる当時の将来の夢が決まるほどの衝撃と影響を受けました。

その後、何度も見返すたびにその時の自分の環境や状態によって
新たな発見や気づきがありました。

今回観て心に残ったのは、
ドレスに合わせる2つの青のベルトを選んでいる雑誌の編集長、ミランダへ
ファッションに興味のないアンディが “こんなの”どちらも同じで青色の違いがわからないと言うシーン。

このシーンはミランダがアンディへ彼女の着ている洋服を用いて皮肉を言う名シーンなのですが、
今回感じたのは、

この一見すると同じに見える2つのベルトにまでこだわる。
このミランダの仕事やファッションに対する姿勢がとても印象的で、
今の私にとって考えさせられた瞬間でした。

このクロス達も一見するとどれもグレー、ホワイト、ブルーですが、
どれを選ぶかでこのクロスを使う部屋や空間、そして家全体が左右されると
いう認識を持って見てみると全く違って見えてきます。

服のコーディネートと建物のコーディネート
違うものではありますが、

ひとつひとつ細部にまでこだわることで良いコーディネートや雑誌を作り上げてきたミランダのように
誰かから見たら区別ができない “こんなの”と思われることにまでこだわり
仕事やデザインに向き合うことが改めて大切だと感じました。

より一層タイドらしさを大切にしながらこだわりを持って仕事に取り組んでいきます💪

“こんなの”ではなく”こんなところ”にまでこだわっていると思っていただけるように、、、!