安全で丈夫な家とは・・地盤調査

家など建てる時などに一般の方も一度はTVなどで聞いたことがある地盤調査。

 
戸建住宅を始めビルの建設、道路、橋脚、ダム、河川工事、住地造成、ありとあらゆるものの構造物を立てたり、設計する際に必要なものは、同じ土を調べるのに、地盤調査が必要となっています。
 
地盤調査では土の硬さ、土の弾力や破壊の可能性を試験を行い数字で表します。
そうしなければビルや家などを建てる際、荷重に耐えられるのかどうか、あるいは地震に耐えられるかどうか、判断がつかないからです。
 
地盤調査では様々な方法がありますが、地盤調査の代表的な方法は、簡易なのはスウエーデン式サウンディング試験
本格的なボーリング標準貫入試験(ボーリング調査)
 
木造、プレハブ等の比較的軽い建物の場合スウェーデン式サウンディング試験
鉄骨造やRC造のように重量な建物の場合ボーリング調査で行われることが多いです。

地盤は大きく分けて、軟弱な地盤、良好な地盤、強固な地盤(支持層)に分かれます。
 
軽量な建物であれば良好な地盤に達すれば良しとされています。
しかし、RC造などの重量な建物は支持層まで達しないと許可そのものがおりません。
それで試験の方法が違うのです。

こちらはスウェーデン式サウンディング試験の画像になります。
DSCN1608.JPG

その他にも家を建てる際に近隣のデータも調査します。
・敷地の履歴や地形等の情報
・近隣ボーリングデータ(柱状図)の収集
・周辺道路や工作物(外構)などの異常の有無(陥没や亀裂、不同沈下等)


 
ずらずらと難しいことを並べましたが、家を建てる際って土台の基礎だけじゃなく、建てる場所の土の中、そして周りの情報が大事!

どれだけ建物の柱や基礎にお金をかけてもその効果すらわからないと、とても軟弱な地盤の上に普通より少しだけ丈夫な基礎や柱を使っても、丈夫な家が出来たとはいえません。

地盤・基礎、躯体(床や壁、梁など建物の構造を支える骨組のこと)の関係を考えずに家を建てた結果、不同沈下を起こし、住むことができなくなったり、修理に膨大なお金をかけなければならなくなった話をTVや新聞で目にされた方も多いと思います。

ですので、地盤調査や地質調査を行い、地盤対策を施すということは、将来において安全・安心であるかを左右することになるのです。
 

TIDE.では施工現場においてお客様の理想を施工管理者と共有し、お客様の価値観や世界観の理想図を創造するだけでなく、
安全で丈夫な家を最適な構法でご提案させていただいております。