安藤忠雄セミナー
昨日、安藤忠雄さんのセミナーに行ってきました。
安藤忠雄さんのセミナーは、よく開かれていますが、私は今回が初めて。
正直なとこ、思った以上におもしろかったです。安藤さんは、ユニークな人。毒舌で少しハラハラさせられるところもまたいいです。安藤さんのことばで言えば、「終わってる大阪」をもりあげようとうのが主題のようでした。そこに、若者たち、もっとがんばれというメッセージももりこまれ、とにかく元気をもらえるお話でした。
心に残ったことば。
〇学歴社会、年功序列はもうない。みんなにチャンスがある、ただ、みんなにチャンスがあるわけではない。心に可能性を持つ者にチャンスがある。
〇教養と野生
教養はある。ただ、今の若者は教養しかない。野生が必要なんだと。
〇頼まれないことをたくさん考える。
安藤さんは、頼まれてもいない土地に図面をひき、勝手に持って行ってプレゼンをするのです。面白い人。でもそれは次々に実現していく。でもこの言葉は、そういう大きなことではなく、どんな小さなスペースのデザインや建築のお仕事でも、いえそれ以外のどんなお仕事であっても相手の求めている以上の答えをもっていくこと。それが大事なんだと。
〇サミュエル・ウルマンのことば : 年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いる。
理想のある人は美しいと安藤さんは言います。
私には美しく、キラキラと年を重ねていくことは、そう難しくないことなのでは。。と思ってしまいました。心の持ち方で、自分の外に発信されるものは変わる。理想、目標に向かう気持ちをもてばいいだけなのだから。大切なのはそれを忘れず心に持ち続けていくこと。
自分を元気にする源を見つけなくてはならない。安藤さんは、離宮庵と東大寺に行くと元気になるらしい。彼が建築を始める原点。初心を思い出すことで、彼は心を、情熱を思いだし、がんばり続けられる。
自分の原点ってなんだろう。自分を奮起させることのできるものって・・
みなさんは、目標、理想を持っていますか?自分の原点はどこにあるのか、元気になれるものを何か持っていますか?
私は、美しく魅力的に年をとりたいから目標や理想、夢をこれからはきちんと意識したいと思います。目標や理想があるから美しい人もいれば、その反対があってもいい。結果はどっちだって一緒。何かがきっと変わり始めます。
安藤さんの、「おい、みんな、もっとがんばれよ」っていうメッセージ、受け止めました^^